【Web知識入門】プログラミングの他に知っておきたい事
何の記事??
プログラミングを勉強している方向けに、プログラミング教材にはあまり書いていないけど知っておきたいことを紹介します。
プロダクトを成長させることは、業務中当たり前のことになっており、最近では「グロースハッカー」なんて役割もできているくらいです。
プログラミング教材に書いていないことを知って、他の駆け出しエンジニアと差をつけましょう!!
リーンスタートアップ
いきなり要件を全て決め、大きな開発をするのではなく「これはユーザーのニーズがありそう」という仮説を基に重要な機能(インスタで言うと画像投稿、ツイッターでいうツイート機能)だけを実装し、リリースします。
その後、ユーザーの反応をみながら少しずつ機能拡張をしていくというサイクルを回していくことでプロダクトを成長させていく開発手法です。
この手法は、スタートアップの多いシリコンバレーで主流となっている開発スタイルです。
AARRR
さて、リーンスタートアップでユーザーの反応を見るとは言ったものの、、、何を基に効果を測定すれば良いでしょうか?
そんなときに使用されるのが 、500startups のポール・マクルーアが発案したAARRR です。
読み方は「アー」です。AARRR ばかり連呼しているとアホに思われるので注意しましょう(笑)
その中身をみていきましょう!
- Acquisition : 新規ユーザー
- Activation : ユーザーの利用開始(アクティブユーザー化)
- Retention : ユーザーが再び戻って使ってくれるか。ユーザーの利用継続
- Referral : ユーザーが他のユーザーに紹介
- Revenue : 課金度合い(ユーザーが払うお金)
これら項目を指標として施策の効果測定を行いましょう。
計測ツールは、Web アプリケーションの場合、Google Analytics が有名です。こちらも覚えておいても良いかもしれませんね。
ABテスト
効果を検証する際に、だいたいデザインなどは何個か候補が残ってしまうものです。
その際に使用する検証手法が ABテストです。
どのような方法かというとユーザーを Aグループ/Bグループにわけ Aグループにはデザイン案1を適用、Bグループにはデザイン案2を適用してそれぞれのグループを比較するという方法です。
気軽にテストが導入できるため結構多用される検証方法の一つです。
ペルソナデザイン
先に質問です!!
デザインを決定する際に、みなさんはどのようにして決定しますか?
おそらくユーザーがどのようなデザインを好むかを考えてつくると思います。メタルバンドのHPが幼稚園のようなデザインだったらユーザーのニーズをつかめていないと誰しもが思いますよね。
デザインは見た目ももちろんのこと、その使いやすさもデザインとして捉えます。
さて、このデザインを考えるときに使う手法がペルソナデザインというわけです。
それではペルソナデザインとはどういうものか・・・それは架空のユーザーを設定してそのユーザーに好まれるデザインを決定するというものです。
このペルソナ(架空のユーザー)はものすごく細かく設定をします。家族構成や趣味、出身など・・・あらゆる設定をまるで実在する人のようにデザインすることで真にユーザーに刺さるデザインを考案するということです。
ちなみに、Apple はペルソナの作成に非常に注力しており成功を納めています。ペルソナ設定の重要性がわかりますね。
ロードバランサー
よくリリースしたばかりのアプリで、バズり(ものすごく人気がでて)アクセス負荷がかかったことでアプリが落ちているなんてことをみませんか?
また炎上してサイトにアクセスが集中し、サイトが落ちているなんてことがありますよね?
このようなトラブルを避けるために、サーバーを数台構成で構えておくことが定石となっています。アクセス(負荷)を複数台のサーバーに分散し、それぞれの処理する数を減らしてあげます。
これを可能にするのがロードバランサーです。
細かい話は割愛しますが、こういう構成があることを覚えていてください。
おすすめの書籍
ここで一つおすすめの本を紹介させてください。
上記のものが丁寧にわかりやすく書いてあります。個人的なおすすめな読み方として書いてあるコードをいちいち実行して確認しない!!という読み方です。
えっ??って感じですよね。ただ、この本で得たいものはプログラミング知識ではなくサービス開発の考え方です。
下手にプログラミングのコードでつまづいて本の内容が入ってこないよりは一切を無視して読み物として付き合うのが良いと思います。
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最後に
僕はプログラミングの学習をするときにプログラミング教材ばかりを買っていて、いざ入社したらこれらの単語が当たり前のように飛び交い頭の中が真っ白になっていました。
実践したことがなくてもその単語の意味を知っていると知っていないでは大きく違うと思います。是非ここに記載のものが「あっ、記事で読んだやつだ!!」となると嬉しいなと思います。
それではまた次回〜