【Webプログラミング基本】何から始めれば良いのか分からない人に読んで欲しい書籍!!

何の記事??

プログラミングの勉強を始めたばかりの時

  • 自分は何を学んでいるのか
  • これができると何が作れるようになるのか
  • 本当にやりたい事に前進できているのか

といった悩みに直面することがあります。実際僕もそんなことを思いながら勉強していた時期があります。

そして特に Web系の勉強を一人行なっている時には、大きくサーバーサイド(Ruby, PHP, Java 等)、フロントエンド(HTML, CSS, Javascript等)、さらにはインフラ(サーバー自体)を同時に詰め込まれるくせに、「サーバーサイドとフロントどっちやりたいの?」なんて選択を迫られることがあります。(僕もメンティーの方々に迫っていることがあります。反省です。

そんな自分が今何を学んでいるのか分からなくなったり、何をしたいのか悩んだ時の手助けになる良本を紹介します!!

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本の紹介

紹介したい本はこちらです!!

この本の良いところは、フロントエンド、サーバーサイド、インフラ(サーバー構築)について全体像の説明がしっかりとされていることです。

それだけでなくそれぞれの説明において、今学んでいることは「この部分ですよ」というマップがしっかりしています。迷子にならずに勉強ができる良本だと思っています。

それでは、各チャプターに沿っておすすめの読み方を紹介していきます。

■Chapter1「Web ブラウザで Web ページが表示される仕組み」

ここでは HTML , CSS, Javascript とは何なのか、それらと Webブラウザ(ChromeやEdge, IEなど)の関係性を学ぶことができます。

この章は読み物的な感覚でも良いかと思います。重要なこと(文字コード/文字化けなど)は確かに書いてあるのですが全て理解しようとすると嫌になると思います。

この本に期待することは、まずプログラミングで何ができて、自分はどこに興味があるかを見つける事にあるので、本全体に通していえますが完璧に理解、まして暗記する必要はありません。

Chpater1 であることもあり、「本の導入」レベルで読み進めましょう。

■Chpater2「Web サーバから Web コンテンツにコンテンツが届くまで」

この Chapter では、サーバーからブラウザにどのようなネットワークを通ってコンテンツを届けているか、サーバー構築するとはどういうことか、IPアドレスとは?といった内容が書かれています。

少々、初学者には難しい言葉が並び「ウッ」となるかもしれません。どれも大事なことが書かれています。暗記する必要はありませんが、簡単に存在と言葉くらいは覚えておきたいところです。

意外にプログラミング教本には書いていないことが多いので、プログラミングの学習が終わった後に読み直すのがオススメです。

1回目で理解する必要はありません。それに今後、何回も参照することになるワードばかりなのでそのうち嫌でも覚える日がくると思います。

■Chapter3「Web プログラムがコンテンツを作る仕組み」

次にサーバーサイドで何が行われているのかの説明があります。

入力フォームを基に GET と POST というデータの送信方式の説明があります。

ここだけは時間がかかっても良いので理解しておきましょう!!

他部分はサーバーサイドによく使われる言語の紹介だったり、Ajax という技術の紹介です。たしかにどれも大事です。が、なんども言うように今回の目標は「完全な理解ではなく全体像を理解して迷子にならないこと」です。

理解するに越したことはありませんが、ハマるようであれば「そういうものもあるんだ〜程度に押さえておきましょう」

■Chapter4「Web プログラムを動かしてみよう」

とうとう実際にプログラムを実行していく章に入ります!!楽しい章が始まりますね!!

この本では PHP で説明されています。今やっている言語と違うという場合も PHP は覚えておいて損のない言語であり(基本的な部分はどのプログラム言語も同じ)是非実際に手を動かしてみてください。

開発の環境構築、プログラムを書く際に使用するツール(エディタ)とプログラミングの基礎を紹介してくれこれからの開発の準備が整います。

時間がかかっても構わないので、丁寧にこなしていきたいところです。

■Chapter5「Webプログラミングをしよう」

前章で学んだプログラミングに加えて今度はサーバーサイドのプログラミングをしていきます。具体的には覚えてくださいねと言ってあった GET と POST を実装していきます。

入力フォームに何かを入力しサーバーサイドに値が渡り、ブラウザに返すという一連の流れを実装することになり、この章までフワッとした理解だった方々もおそらくパズルがはまったように理解できるかと思います!!

この本の核となる章のため長くなっていますが、確実にこなしたい章です!!

■Chapter6「ライブラリや Javascript を使ったプログラミング」

プログラミングでは、多くの場合一から全て機能を開発することはありません。
たとえばカレンダーを表示するとか郵便番号から住所を補足するとかはライブラリや API といった便利で高度な機能を提供しているものを利用します。

プログラミングでは、作ることと利用することでサービスを作り上げていきます。

そういう考え方を学ぶ意味でもこの章は是非実際に手を動かして読んで欲しいです。

■Chapter7「ユーザーを追跡する Cookie とセッション情報」

よく ECサイトでログイン状態が保持されていたり、カートに入れたものが保持されていたりしますよね。

その辺を実現しているのが Cookie やセッションと呼ばれるもので、この章で説明されます。

理解しておきたいところではありますが、ハマって辛くなるようであれば読み物として終わらせるのもありだと思います。

■Chapter8「データベースを使ったプログラミング」

いわゆる顧客情報や購買情報なんかはデータベースと呼ばれるデータの金庫的なものに保存しておきます。

データベースは、Web アプリを作る際にほぼほぼ必須のスキルとなるため是非実際にデータベースを触って読み進めて欲しいです!!


最後に

プログラミングの勉強って、一度今何やってるんだろう?となってしまうと中々モチベーションが上がらなかったりします。

そんな時に悩みを解決してくれる本との出会いは、貴重だと思っています。 これからも良本を紹介していきますのでよろしくお願いします。

それではまた次回〜